2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

使えない代理店

以前、外資IT会社の国内スタートアップを担っていた友人との会話で「ツカエナイSIer」と言うネタで盛り上がった事があります。当時は今と比べて事業会社のIT部門が強く、外資の、しかもスタートアップが独力で参入することは殆ど不可能な状況でした。そのた…

事例への信仰心

事例に関する勘違い さて外資のベンダーにいると必ず要求されるのが「事例」です。確かに英語も含めれば、多くのベンダーが事例を公開していますが、実は、あれよりも細かい情報が各拠点に共有されているかというと疑問です。ですから、「あの事例で必要だっ…

SESの提案力

【提案力】業種・業務の知識を元に、対象となるお客様の課題を解決する力と理解していた私ですが、どうも下請中心のSES会社さんでは違うようですね。「単価が安いから、提案に持っていける」と言う話を何度か聞いた事がありますので、SEさんの月額単価が安い…

セキュリティ対策。過剰化していませんか?

業種によって、セキュリティ対策の方法などはバラツキがあるようです。特に個人情報を取り扱うECなどネットサービスの事業者にとって、個人情報の保護は至上命題になっています。ただ、どの様な業種を見ても社内にはレベルに応じたアクセス権や基準が整えら…

口八町

SES企業の社員さんと会話していると、とても感心する事があります。いわゆる技術用語に強いのですね。会話をしていると業界用語とも言える技術用語が飛び交いますし、饒舌な方が多いのですね。ただ、お客様との打ち合わせになると、急に無口になってしまわれ…

面白い会社

面白い会社 だいぶ前から注目している小さなIT企業があります。評価は色々あるようですが、ビジネスとして成立している事は事実だけでも私は凄いと思っています。(お断り無く書いておりますので、もし当該社の方からの削除や修正の要請があれば、お問い合わ…

「出来る理由」を探してみよう

いや、はしくれの様なダメ人間が書くようなことではありませんが、よく聞く話で、また萎える話が「うちでは無理」です。何が無理やねん!と思ってしまうアホは、コチラなのですが。 実際、無理と言う単語が簡単に使われすぎるのです。逆に、無理と言っている…

社員の幸せ

SESは、経営にとっては比較的「楽」な業態だと思っています。従来から書いているようにマーケティングや高度な業種知識を求められないだけでも、この理解は間違っていないでしょう。では、そこに属している社員さんにとって、良い業態なのでしょうか?社員の…

ネゴから逃げるな!

よく「お客さんと話をしていると活き活きしてますよね」とか言われます。実際、辛い打ち合わせでも生命力…とでも言うのか、やりがいを感じることは多かったように思います。特にネゴの場面では「わたしさんだから言えるんですよ」と言われる事も何度もありま…

話せるだけで「英語できます」って、あり得ないんですけど

皆さんは英語、できますか? 外資にいると当たり前のように英語ができるものだと思われるのですが…実態とは違いますね。必死になって英文をGoogle翻訳に突っ込んで理解しようとする人もいますし、流暢に話す人もいます。そして「俺、できない」と捨て鉢にな…

マーケティングって重要です

SESに限らず、20年ぐらいかな?以上の歴史と伝統に飾られたIT企業の多くで感じるのは「んで、どこに売るの?」と言う話です。例えば外資ベンダーと協業を行った会社さんでは、プライムベンダーのポジションが殆どありませんでした。狙ったのは(言葉が悪いの…

嫌いなタイプ

色々と書いてきましたが、少し箸休めと言うか…。余談で書き始めます。 私が嫌いな人。特定の人を指すわけではなく、一般論として嫌いなタイプがいます。きっと皆さんにもいると思うのですが(笑)。・嘘つき・偉そうこの2パターンなのです。「ふーん、普通ジ…

外資のベンダーにいた当時でも、また国内のIT会社にいたときも、基本的にプライム、事業会社との直接契約となる立場で提案やプロジェクトに参加していました。例外的に、事業会社のIT部門が分社し、その会社との契約となったとしても、基本形は「お客様=事…

社長。決断です!

外資の社員だったり、あるいは海外製品の代理店をやっていると、どうしても国外に住む外人との接点ができてきます。その中で、お互いの常識の違いに気づく事が少なくありません。ただ、「日本 vs. 外国」と言う比較は、とても使いやすいのですが、的外れにな…

日本語ができない代理店ビジネス

先日、某社が代理店をしている海外製品のWebサイトが改訂されていたので参考として拝読しておりました。UI的には従来よりも近代的(笑)になっていたのですが、なぜか言葉が入ってこないのです。一応、紹介されていたソリューションには知見もあり、寧ろ…、…

先手必勝

下請としてSESを主体にビジネスをやっている会社が新規ビジネスに立ち上げようとして、上手くいかないパターンがあります。最も多いパターンが「3rd Party製品を担ぐ」と言うモデルでしょう。 特に海外製品で日本に乗り出してくるときには担ぎ手としての参入…